主に火アリ小話とかそんなん＠たこ焼きと浮気

・中身が餡掛けのたこ焼き(2パックとも電子レンジにて温め済み)
・火村浮気疑惑
・話がかみ合ってないように見えて、アリスに核心をガンガン突かれてなんもいえねえ火村
・会話を逸らさせないアリス
・なんだかんだ言ってただのバカップル

「中身が餡掛けってどんな虐めだ……」
「世の中の食いもんの大半は熱々か冷やっこいかのどっちかに片寄っとる方が旨いから、君はその大半の内半分のもん食うのに難儀するんやなあーあーうまぁー」
「俺は売られた喧嘩を見境なく買ってたら時間と体力が幾らあっても足りねえって理由で、なるべく買わんようにしてるんだが」
「モテる男は大変やなあ、それがどうした浮気もん？　喧嘩は買わんでも告白されたら悪い気はせんやろ、時間と体力使っても得られるもんの大きさ考えたらなー」
「得られるもんより失うもんの方がデカいな。どんなにモテてもお前に振られたら意味がねえよ、なあアリス」
「ハン、私とあなたの間に失って困るような関係が御座いましたっけね！」
「……アリース、本気で言ってるなら怒るぞ」
「おーおー流石、若々しい学生らを相手にしとる准教授の先生は怒りの沸点がえらい高く設定されてるんやなー、そらことある毎怒っとったら授業にもならんもんなァ！　おあいにく様、俺は君ほど冷静でも居られん、一応教えといたるけどな、俺今怒っとるんや！」
「悪かったって言ってるだろ」
「悪かったーゆーたら許して貰えるん？　せやったら俺も、浮気するわ。悪かったーゆーたら許して貰えるんやもんなあ？　悪かったって？　だから何」
「浮気なんかじゃあない、話を聞け」
「じゃあ本気か」
「いい加減にしろ！」
「君がええ加減にした結果がこれやろ。どっちつかずでテケトーに、か？　ああくそ、もういやや、俺今君に優しゅう出来る気がせん、帰れ、傷付けたないし、傷付きたくもない」
「俺は、」
「阿呆やな君も。俺が、傷付きたないゆうてんねん、顔洗うて出直して来い」
「……読み違えたな、てっきり、からかわれてるだけだと思ったのに、本気で傷付いてるのかアリス？」
「……」

・聞く耳は、もたん
・でもアリスは言い訳聞く気はある
・今この場では何言われてもその場しのぎにしか聞こえない
・ていうか、最初はからかってただけだったのにその内マジでイライラするアリス

バカップル！


実際、男と浮気されるのと女と浮気されるのだとどっちが嫌なんだろうなあ。
ナルトさんとかアリスとかは私が書くと、浮気は相手が女なら別に許せる人達になるんだよな。キレるけど。で、相手が浮気したなら、自分もいいってことだよなニッコリとするのはナルトさん。